一般社団法人 日本公認不正検査士協会

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CFEコラム

「インテグリティと内部統制:企業にとって重要な価値観と仕組み」

現代のビジネスにおいて、企業は利益追求のみに注力するのではなく、 社会的責任 や倫理観を重視する必要があります。そこで注目したいのが「インテグリティ」と「内部統制」の2つのキーワードです。

インテグリティとは、「誠実な態度や正直な行動に基づいた品位ある行い」という意味を持ちます。企業においては、社員一人ひとりがこの価値観を持ち、行動することが求められます。その結果、顧客や株主からの信頼を勝ち取ることができると言われています。

一方、内部統制とは、企業が目的を達成するために必要な手続きや管理に関する仕組みを指します。内部統制が機能することで、不正やミスなどのリスクを低減することができます。また、内部統制がしっかりと整備されている企業は、信頼性の高い情報開示を行うことができるため、投資家からの信頼を得やすくなります。

インテグリティ と内部統制は企業にとって重要な価値観と仕組みと言えます。企業は、社員の倫理観を高めることや内部統制の整備に取り組むことで、長期的な成長を目指すことが大切です。また、企業は社会的責任を果たすことで、社会からの支持を得ることができます。これによって、企業は単なる利益追求の場ではなく、社会に貢献する存在として位置づけられることができると考えます。

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