一般社団法人 日本公認不正検査士協会

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CFEコラム

大手測量会社による次の決算期への不正な会計処理について

大手測量会社による次の決算期への不正な会計処理について、公認不正検査士の立場から懸念を表明したいと思います。会計処理は企業の財務状況を正確に反映し、投資家や利害関係者に対して透明性を持って報告されるべきであります。不正な会計処理はこれに反する行為であり、信頼性の欠如を招きます。

不正な会計処理が行われる理由には、決算期の業績を操作して経営陣の報酬を増やす、財務指標を改善して信用を得るなどの利益追求があるかもしれません。しかし、これらの行為は企業の長期的な持続可能性を損ない、株主や投資家の信頼を失う可能性があるものとなります。

公認不正検査士としては、会社の会計処理を厳格に監査し、不正な行為がないかを見極めることが重要であり、また、経営陣や従業員に対して倫理的な経営を啓発し、内部統制の整備を促す役割も果たすべきであると考えます。

不正な会計処理は法律に違反する可能性があり、企業にとって深刻なリスクをもたらします。公認不正検査士としては、公正さと透明性を最優先に考え、不正を許さず、適切な監査を実施することが求められ、企業の社会的責任を果たし、投資家や利害関係者の信頼を守るために、不正な会計処理に対しては断固として対処するべきであると考えます。

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