可愛らしいキャラクターたちで知られる某大手企画商品企業において、ライセンス事業の社員が、キャラクター利用などの対価として受け取った権利使用料をプールし、別の月の売上に不正に計上していたとして、「特別調査委員会 の調査報告書受領に関するお知らせ」を公表しました。

不正に操作した金額の合計は、最大で1億円強とみられているとの事でした。今後は特別調査委によって事実が詳らかになっていくと思いますが、本件に限らず、このような売上計上不正は、企業にとって大きな損失となります。

長年、子供たちに愛されるキャラクターを企画している企業が、このような不正行為を行うことは、非常に残念です。しかし、これを契機に、積極的に内部統制を強化し、不正行為の早期発見・排除をすることが、企業と社会の信用を守るために必要不可欠であると考えます。