一般社団法人 日本公認不正検査士協会

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CFEコラム

-3つのディフェンスライン-

内部統制やガバナンスの強化・向上は、企業が正当なビジネス活動を行うために非常に重要な要素です。しかし、これらの取り組みに関しては、経営陣だけでなく、2線や3線においても十分な役割が求められています。特に、2線に位置する人は、リスク及びその管理状況の監視、リスク管理フレームワークの設計及びその維持・改善を行い、企業の健全な経営に直接関わる仕事を担っています。

そこで、公認不正検査士資格を取得することで、2線の方々がより専門的かつ効果的な業務を行うことができるようになります。公認不正検査士は、不正行為の予防・検出・調査に関する専門的な知識や技術を身につけた資格です。この資格を持つことで、企業内で不正行為が発生した場合に、的確かつ迅速に対応することができます。

また、公認不正検査士資格は、企業にとっても非常に価値があります。不正行為の発見や予防に積極的な企業は、その信頼性が高く、取引先や顧客からの信頼も獲得することができます。そして、公認不正検査士がいることで、その企業が不正行為を許容していないことを示すことができます。

最近では、内部統制やガバナンスの重要性がますます高まっており、3線モデルの導入が求められています。そのため、2線においては、公認不正検査士資格を取得することが、企業の健全な経営を支援するために必要なスキル・知識となると当会は考えます。

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