Fraud Magazine最新号のご案内
一般社団法人日本公認不正検査協会では会員様向けに不正リスク対策の専門誌 “Fraud Magazine” を隔月でお届けしています。今回の最新号であるFRAUD マガジン 98号
( 2024年6月 発行 )では下記の内容を取り上げています。
●共に反抗する
Jennifer Griffith氏(CFE)とSarah Carver氏(CFE)は、弁護士と行政法判事(ALJ)の間で何千件もの障害者給付申請を不正に承認する工作が行われていることを、勤務先の米国社会保障庁(SSA)の上司に数年間にわたって報告した。しかし、大規模な不正を暴いた彼らに報いるどころか、上司は彼らに報復した。Carver氏とGriffith氏は、内部通報者としての道程と、不利な状況に置かれても真実のために闘う勇気について、本誌に語った。
●フェアにプレイする:サッカー界での不正行為
ストライカーとゴールキーパーがいる国際的なスポーツであるサッカーは世界中で愛されているが、プロチームが勝利と経済的生き残りを競う激しいゲームでは、不正は日常茶飯事だ。ここでは、フィールド内外での多くのスキームと、サッカークラブやリーグがスポーツの不正行為と闘うための有意義な対策を紹介する。
●「撤回不能信託」〜ポンジ・スキーム破綻からACFE財団への25 万ドルの寄付に至る方法
2023年、Christopher Linscott氏(CFE、CPA、CIRA)はACFE財団に対して過去最大となる25万ドルの寄付を行った。ここでは、何千人もの元軍人や退役軍人から金を騙し取ったポンジ・スキームが、その寄付のきっかけとなった経緯を紹介する。
●ブロックの背後で〜暗号資産のパイオニアが歩んだ、受刑者からコンプライアンスへの転向の道
Charlie Shrem氏は、ダークウェブでの麻薬販売を間接的に助長したとして逮捕されたとき、先駆的なビットコイン取引所BitInstantのCEOとして暗号資産(仮想通貨)業界のトップにいた。今、刑期を終えたShrem氏は、暗号資産におけるコンプライアンスと規制のエバンジェリストへと変貌を遂げたこと、そして暗号資産業界が次に進む道について、本誌に語る。
これらの情報が、皆様の知識を深め、ビジネスに役立つ情報を提供することで、より安全で健全なビジネス環境を築く一助となることを願っております。