一般社団法人 日本公認不正検査士協会

ACFE JAPAN

お知らせ

Fraud Magazine最新号のご案内

一般社団法人日本公認不正検査協会では会員様向けに不正リスク対策の専門誌 “Fraud Magazine” を隔月でお届けしています。今回の最新号であるFRAUD マガジン 97号

( 2024年4月 発行 )では下記の内容を取り上げています。

●不正、売り出し中

ダークウェブの犯罪者はいかに不正行為を一般的なビジネスのごとく仕立て上げるか —そしてこれはCFEにとって何を意味するか

多くの人にとって、ダークウェブは、不正実行者が独りで暗号化したメッセージのベールに隠れて被害 者をだましている、薄暗い空間を思い起こさせる。しかし現実は、犯罪者のためのAmazonのような、オープンマーケットプレイスに似ており、多種多様な不正行為のための商品が売られ、ブランディング、マーケティング、収益性に重点が置かれている。それは脅威ではあるが、法執行機関にはチャンスでもある。その理由は以下のとおりである。

●その香りは何?

香水とフレグランスの偽造は、消費者にとって実際の脅威となっている

商業用フレグランスや香水は大きなビジネスであり、この数十億ドル規模の業界には危険な行為や詐欺 行為が少なからず存在する。本記事では、模倣品と偽造品の違い、そしてなぜ大手香水メーカーが自社ブランドを保護するのに苦労しているのかを考察する。

●腐敗した中央銀行総裁に崖から突き落とされるレバノン経済

レバノン経済は腐敗した金融政策、横領、まやかしの監督機構により崩壊した。ここではリアド・サラメ (Riad Salameh)が総裁を務めた30年間のレバノン中央銀行(Banque du Liban:BdL)の失策を分析する。

●サードパーティの電子メール暗号化サービスの利用は保護策か危険信号か?

グローバル企業は、ビジネスを遂行するために何千ものサプライヤーやベンダーを利用している ため、サードパーティ・デューデリジェンス(TPDD)の最新の調査ツールを使用する必要がある。ここでは、疑わしいサードパーティが電子メール暗号化サービス(及びそれに対応した主要な電子メ ールアドレス)を使って違法行為を隠蔽し、貴重なデータを窃取する手口を発見する上でのTPDDの活用方法を検証する。

●2023年の最もスキャンダラスな5大不正事件

私たちは毎日、不正実行者や策略家、そして金銭的な利益のために人々を利用しようとする彼らのさまざまな企てに関するメディアの記事を目にする。しかし、中にはあまりにも大胆で衝撃的な報告もあり、私たちは注意を払わなければいけない。毎年、ACFEは検討委員会とともに、この先何年にもわたって悪名高く語り継がれ、不正対策活動に従事する人々にとって貴重なケース・スタディとなると思われる事件を選定している。

これらの情報が、皆様の知識を深め、ビジネスに役立つ情報を提供することで、より安全で健全なビジネス環境を築く一助となることを願っております。

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